オリジナルソングをプレゼントする料金相場【2026年版】依頼方法4つを比較

「世界にひとつだけの歌をプレゼントしたい」——そう思って検索してみたものの、20万円の制作会社のページと、数千円のサービスが並んでいて、結局いくらが妥当なのかわからない。そんな状態でこのページにたどり着いた方が多いのではないでしょうか。

この記事では、オリジナルソングを贈るための4つの依頼方法を、料金・納期・向いている人という3つの軸で整理します。

そして、比較サイトではあまり触れられない、もうひとつの軸についても書きます。「支払う前に、自分のために作られた歌を聴けるかどうか」です。

料金相場の全体像

依頼方法 料金の目安 納期の目安 支払い前に自分の歌を聴けるか
音楽制作会社 10万〜20万円 1か月前後 ×
スキルマーケット(人が制作) 1万5,000〜6万5,000円 1〜3週間 ×
スキルマーケット(AI活用) 6,000円前後〜 即日〜3日 ×
海外の人気サービス(アーティスト制作) 180〜200ドル前後 4〜7日 ×
AI楽曲ギフトサービス 3,000〜7,000円 数分〜5日 サービスによる

同じ「オリジナルソング」でも、価格差は30倍以上あります。

そして表をもう一度見てください。いちばん右の列が、ほとんど「×」です。 価格帯を選ぶ話の前に、この事実を知っておく価値があります。

1. 音楽制作会社に依頼する(10万〜20万円)

CMソングや社歌を手がける制作会社に個人で依頼する方法です。相場はおよそ10万〜20万円とされています。

ヒアリングから作詞・作曲・編曲・レコーディング・ミックスまで、すべてプロの体制で進みます。仕上がりの質は当然もっとも高く、結婚式で流す、記念に音源として残すといった用途なら検討する価値があります。

一方で、打ち合わせから納品まで1か月前後かかることが多く、誕生日が2週間後というような状況では現実的ではありません。

向いている人:予算に余裕があり、一生残す一曲として作りたい方

2. スキルマーケットで個人に依頼する(6,000円〜6万5,000円)

日本でオリジナルソングを個人依頼する場合、いちばん一般的なのがこのルートです。ココナラでは「オリジナル曲」の出品が8,000件を超えており、価格の幅もそのぶん広くなっています。

2026年8月時点で実際の出品を見ていくと、価格帯は大きく2つに分かれます。

現役の作曲家・編曲家が制作するものは、1万5,000〜6万5,000円が中心です。作詞・作曲・編曲・ミックスまで込みで2万〜3万円台の出品が最も多く、生演奏を入れる、メジャー実績のある作家が担当する、といった条件で上に伸びていきます。

AIを活用した出品も一定数あり、こちらは6,000円前後から見つかります。「歌入り・最短3日」「即日納品」といったメニューで、AIボーカルまで含めて一括制作するタイプです。

このルートの良さは、クリエイターと直接やりとりできることです。「この曲みたいな雰囲気で」「サビでこの言葉を必ず使ってほしい」といった細かい要望を伝えられます。

注意したいのは以下の点です。

  • 納期はクリエイター次第。1〜3週間が一般的ですが、繁忙期はさらにかかることも
  • 完成品を聴くまで結果がわからない。多くの出品は納品後の修正回数に上限があります
  • クリエイター選びに時間がかかる。出品数が多く、評価やサンプルを比較する手間は小さくありません

向いている人:時間に余裕があり、細かい要望を人に伝えて作り込みたい方

3. 海外の人気サービス(180〜200ドル前後)

アメリカを中心に、契約アーティストが歌を制作するサービスがあります。代表的なSongfinchは、アーティストが自分で価格を設定する仕組みのため一律ではありませんが、標準プランは180〜200ドル前後、納期は4〜7日程度です。急ぎの場合は追加料金がかかります。

なおSongfinchには、テンプレートをもとに即座に生成する30ドル前後の廉価プランも用意されています。ただしこちらは名前など一部を差し替える方式で、エピソードを反映した完全オーダーメイドではありません。同じサービス名でも中身がまったく違うので、比較記事で価格だけを見比べるときは注意が必要です。

日本から利用する場合、実際には次のハードルがあります。

  • 申込みフォームも納品も基本は英語。エピソードを英語で書く必要があります
  • 歌詞は英語。日本語で歌ってほしい場合、この価格帯のサービスはほぼ対応していません
  • 決済はドル建てで、為替と海外事務手数料が上乗せされます

英語の歌詞でも構わない、むしろ洋楽っぽい仕上がりがいい、という方には合います。日本語の歌詞で贈りたい方には向きません。

向いている人:英語詞でよく、海外アーティストの雰囲気を求める方

4. AI楽曲ギフトサービス(3,000〜7,000円)

ここ数年で急速に選択肢が増えたのがこのカテゴリです。フォームにエピソードを入力すると、AIが歌詞とメロディを作ります。国内発・海外発の両方があり、日本語詞に対応するサービスも増えました。

価格は3,000〜7,000円程度と、他の方法とは桁がひとつ違います。ただしこのカテゴリの中でも納期には大きな差があります

  • 数分で完成するタイプ:入力してその場で結果が出ます。「明日が誕生日なのに何も用意していない」という状況でも間に合います
  • 数日かかるタイプ:AIで制作したあと、担当者が確認・調整してから納品します。通常3〜5日、特急オプションで48時間程度が一般的です

「AIなら即日」と思い込んで申し込むと、本番に間に合わないことがあります。納期は必ず個別に確認してください。

選ぶときは、納期に加えて次の2点も確認しておくと安全です。

支払い前に試聴できるか。 これがいちばん重要です。理由は次の章で詳しく書きます。

日本語の歌詞に対応しているか。 海外発のサービスは多言語対応をうたっていても、実際の日本語の歌唱が自然かどうかは別問題です。可能なら日本語のサンプルを聴いてから決めてください。

向いている人:予算を抑えたい方、急いでいる方、まず試してみたい方

見落とされがちな軸:支払い前に聴けるか

オリジナルソングは、完成品を聴くまで良し悪しがわからないという点で、他のプレゼントと決定的に違います。写真やケーキと違い、事前に現物を見て判断することができません。

各サービスに並んでいるサンプル曲は、他人のために作られた歌です。品質の参考にはなりますが、あなたのエピソードがどう歌になるかの保証にはなりません。同じサービスでも、エピソードの書き方ひとつで仕上がりは変わります。

にもかかわらず、最初の表のとおり、この業界のほとんどのサービスは先に全額を払ってから制作に入ります。10万円の制作会社も、2万円のスキルマーケットも、6,000円のAI出品も、この点では同じです。届いたものが想像と違ったときに打てる手は、修正回数の上限まで、という形になります。

だからこそ、次のどちらかは確認しておいてください。

  • 支払い前に試聴できる:自分のエピソードで作られた歌を聴いてから購入を決められる
  • 修正・作り直しに対応している:何回まで、いつまで無料か

金額の大小にかかわらず、ここは価格以上に結果を左右します。

予算別・状況別の選び方

予算1万円以下、または急いでいる → AI楽曲ギフトサービス。試聴できて、数分で完成するサービスなら、失敗のリスクをかなり低く抑えられます。

予算1万5,000円〜6万円、こだわりたい → スキルマーケットで個人クリエイターに依頼。時間はかかりますが、対話しながら作り込めます。

予算10万円以上、一生残したい → 音楽制作会社。結婚式や周年記念など、公の場で流す用途にも耐えます。

依頼前に確認したい4つのポイント

どの方法を選ぶ場合でも、次の点は事前に確認しておくと安心です。

  1. 納期:本番の日に間に合うか。同じ「AI」でも数分と5日では意味が変わります
  2. 試聴の可否:支払い前に聴けるか、聴けないか
  3. 修正対応:何回まで、いつまで無料か
  4. 利用範囲:SNSへの投稿や結婚式での上映が許可されているか

特に4つ目は見落とされがちです。結婚式で流す予定なら、利用規約を確認しておいてください。

Songkeepという選択肢

Songkeep は、AI楽曲ギフトのカテゴリに入るサービスです。上に挙げた確認ポイントを踏まえて、次のように設計しています。

  • 支払い前に60秒試聴。あなたのエピソードで実際に完成した歌の一部を、購入を決める前に聴けます
  • 数分で完成。当日でも間に合います
  • 日本語を含む33言語対応。日本語の歌詞で、日本語で歌います
  • 24.99ドル(約4,000円)から。ギフトパック34.99ドルでは別バージョンも付きます

「気に入らなかったらどうしよう」という不安がいちばん大きい買い物なので、先に聴けることを何より重視しました。

決済はドル建てのため、為替と海外事務手数料が上乗せされる点はご了承ください。

詳しい比較はオリジナルソング制作サービス比較でも解説しています。

まとめ

オリジナルソングの料金は3,000円から20万円まで幅がありますが、その差は主に**「誰が作るか」と「どれだけ待つか」**から生まれています。

そして価格帯にかかわらず、支払う前に自分の歌を聴ける仕組みを持っているサービスは、まだ多くありません。予算を比べる前に、そこを一度確認してみてください。

高いから良い、安いから悪い、という単純な話ではありません。贈る相手にとって大切なのは、制作費ではなくその歌が自分のために作られたものだという事実です。予算と日程に合った方法を選んでください。


※本記事の料金・納期は2026年8月時点の各サービスの公開情報にもとづく目安です。キャンペーン価格やアーティストごとの設定により変動します。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。